車両管理業務における運用面での負担が大幅に削減
(株式会社トライブホールディングス)
目次
送迎車両の安全管理に、ドライブレコーダーを試験導入
試験導入で気づいた、運用とコストの課題
通信型ドライブレコーダーで2つの課題を克服
通信だから、遠隔地の運行状況も見える化
安全運転意識の高さを保ち、ビジネスをより円滑に
医師や高額所得者の資産運用向け不動産の提案・販売・管理をはじめとする、不動産事業を中心にビジネスを行うトライブホールディングス様。お客様を安全かつ安心して物件までご案内するために、パイオニアの通信型ドライブレコーダーをご活用いただいております。今回は車両を管理する人事総務部の笠原様にお話をうかがいました。
送迎車両の安全管理に、ドライブレコーダーを試験導入
当社の20代半ばから30代半ばの若手コンサルタントは、元気と勢いがある反面、運転技術に多少の不安がありました。お客様を安全に物件までお連れするために、コンサルタントの安全運転意識を向上させる必要性を感じました。そこで、危険な運転を抑止する目的で1台の車両に試験的にドライブレコーダーを導入しました。
試験導入で気づいた、運用とコストの課題
いざドライブレコーダーを導入してみると、はじめは安全運転意識が向上したものの、しばらくして2つの大きな課題が出てきました。 1つは、日々の運用です。私が人数分のSDカードを準備し、コンサルタントが車に乗る際は、各自がその都度SDカードをドライブレコーダーにセットしなければならなかったのですが、人数分のSDカードの回収や管理は非常に頻雑な運用になりました。また、ドライブレコーダーに挿入したSDカードがうまく認識されない不具合がおこるなど、コンサルタントから不満も出ていました。 2つ目の課題はコストです。当社が必要とする機能では、月々のサービス利用料に割高感がありました。そのため、試験導入の次のステップとなるすべての送迎車への導入に当たっては、よりコストパフォーマンスが高いものを求めていました。
これらの課題をクリアできる製品を探していたところ、手がかからない運用と、導入しやすい月額サービス利用料のパイオニアの通信型ドライブレコーダーを見つけ、検討の末に導入を決めました。
通信型ドライブレコーダーで2つの課題を克服
通信型ドライブレコーダーを導入してからは、車両管理業務における運用面での負担が大幅に軽減したので、コンサルタント全員の、より詳細な安全運転管理に取り組み始めることができました。例えば、急減速などの危険運転があると、その内容や発生場所がメールで通知され、リアルタイムに状況を把握できるので、タイムリーで効果的な安全運転の声がけができるようになりました。また、通知された危険運転は、日時や発生場所、危険運転の種類といった情報とともにわかりやすくリスト化されるので、忙しい時にも自分が管理しやすいタイミングで動画を確認できます。コンサルタントにとっても送迎の度にSDカードを抜き差しする手間がなくなり、お客様を安全に送迎するという本来の業務に集中することができています。
また、当社が選択したサービスプランは1台あたりの月額利用料が安価でコストも大幅に削減することができました。
通信だから、遠隔地の運行状況も見える化
私たちは東京のほか大阪にも支社があります。これまでは大阪にも管理担当者を置いて車両の運行管理をしていましたが、どうしても任せきりになってしまい、大阪の車両運行状況を東京では把握できていませんでした。しかし、大阪の車両にも通信型ドライブレコーダーを導入したことですべての車両の管理が一元的にできるようになり、管理業務を東京に集約するなど業務体制の効率化も実現できています。
導入直後は急加速や急減速などの危険運転を知らせるメールが頻繁に届いていましたが、2週間ほど経過した頃には通知の数はかなり減り、今もその状態が維持されています。ドライブレコーダーの危険運転警告は、コンサルタント自身で「危険な運転」を学習して自然と警告が出ないような運転をするようになっているようですし、危険運転の通知が私のところに来たら、コンサルタントの帰社後に声をかけるようにしています。こういったちょっとしたことで、安全運転意識は継続できることがわかってきました。
安全運転意識の高さを保ち、ビジネスをより円滑に
当社では医師のほかに海外のお客様へ日本の投資用物件の紹介もしており、数日間かけて日本観光を行いながらクルマで数件回るといったケースも増えています。通信型ドライブレコーダーを運用しながら安全運転意識を保ち続けていくことで、若手コンサルタントたちがご案内と商談に集中できる環境をつくり、ビジネスチャンスを獲得していきたいと思っています。
お忙しい中取材にご協力頂きましてありがとうございました。
パイオニアは今後もビークルアシストを通じて皆さまのビジネスをサポートしてまいります。