ロシアのウクライナ侵攻に始まった波乱の2022年も気づけは年の瀬。北京冬季五輪における最多メダル獲得、サッカーのワールドカップカタール大会で日本代表が2大会連続ベスト16進出などスポーツ分野での明るいニュースが続きました。また、2020年から続いた新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大に伴う社会的制限が徐々に緩和され、マスクをなしで出歩く人も増えてきました。今年の年末は3年ぶりに忘年会に参加される方も多いのではないでしょうか？
パイオニア株式会社 モビリティサービスカンパニーでは2022年に16回（※1）のウェビナーを開催しましたが、おかげさまで約2,300名を超える方に参加を頂きました。車両の管理や、アルコールチェックに関するウェビナーを中心に開催させていただきましたが、2022年に最も人気の高かったウェビナーBEST3をご紹介させていただきます！
※1：12月16日時点。パイオニア株式会社は主催のウェビナーのみをカウント。再放送を含む。
アルコールチェックの義務化に伴い、以前よりも注目度が高まっている安全運転管理者。その役割、仕事内容に関するウェビナーが3位に入りました。安全運転管理者の『8つの義務』の取組みを、満足に実施できていると実感されている企業は意外と少ないようです。例えば、その中に含まれる交通安全運転教育について、アンケート（※2）によると、社内で年1回以上実施できているという回答は過半数を下回る結果に。
義務である事は理解しているものの、業務分担をしながらどのように取り組めばよいのかという運用面の課題もみられました。
今回は基礎編として、改めて安全運転管理者の仕事への理解を深め、通信型ドライブレコーダー導入事例をもとに安全運転管理者の仕事の効率化のポイントをお伝えしたウェビナーでした。
※2：「社内における交通安全教育実施についてのアンケート」
・調査期間 ：2022年8月18日
・調査対象 ： 「【ウェビナー】アルコールチェックの義務化スタートから3か月〜見えてきた課題と押さえておきたい確認事項」セミナー出席者244名
・有効回答数：203人
業務用無線・車載器の販売をされているテレコム様との共催ウェビナーが2位となりました。同社では各社メーカーのアルコール検知器の販売もされており、小池様に各種検知器の種類や特徴についてデモストレーションを交えてご説明いただいた内容が好評のウェビナーでした。当時、アルコールチェックの義務化が施行されたばかりで、法律の概要のみならず、安全運転管理者の業務に関してお悩みの参加者が多かったためか、非常に多くの質問をいただいたウェビナーでもあります。
ウェビナーのレポート記事がこちらにありますので、アルコール検知器の種類や特徴をお知りになりたい方はぜひ参考にください。
アルコールチェックの確認代行を請け負うパーソルワークスデザイン様との共催ウェビナーが参加者数1位という結果となりました。検知器を利用したアルコールチェックの義務化が延期された後に開催されたウェビナーでしたが、休日・祝日のみならず、直行直帰や早朝深夜のアルコールチェック業務をどのように運用するかお悩みの企業も多く、解決策を検討されている担当者様に多く参加いただいたウェビナーでした。
いかがだったでしょうか？ 参加いただいた方々には改めて感謝を申し上げると共に、2022年はアルコールチェックの義務化に対する関心度が、いかに高かったのかがわかる結果であったかと思います。
2023年もアルコールチェックの興味関心が継続すると考えられます。その中で、アプリ操作でのアルコールチェック管理や、車両管理システムとアルコールチェックの一元管理など、運用面を効率化したいというニーズが高まっていくのではないでしょうか。
また3位に入った安全運転教育においては、昨今の交通事故の報道に企業名が出る事も多いことから、交通事故を経営リスクと捉える傾向の現れともいえます。
忘年会や送別会などで飲酒の機会が増える12月は、1年の中で最も交通事故が多い月です。この時期を飲酒運転根絶対策期間として定める自治体や団体も多くあります。2022年12月現在、検知器を利用した酒気帯び確認の義務化時期は未定ですが、引き続き日々のアルコールチェックを実施いただき、重大事故に直結する危険な飲酒運転の撲滅にご協力いただけますと幸いです。
パイオニアでは、2022年人気ウェビナーの一部を2023年1月に再放送を予定しています。今後気になるテーマやトピックなどありましたら、ウェビナー後アンケートに是非ご記入ください！皆様のご参加を心よりお待ちしております。