緊急事態宣言の発令に伴い、多くの企業が急遽、リモートワークの開始を余儀なくされました。そこでは多くの人が遠隔コミュニケーションの難しさを痛感し、管理者は労務管理や進捗把握の難しさに直面しています。しかし、車移動を伴う業務は会社から離れる点でリモートワーク、これらの課題は社用車を扱う企業では以前から存在していたはず。今回はドライブレコーダーを活用した業務管理の方法を再考していきます。
■突然のリモートワークで募る管理者の不安
・情報共有が少なく社員の動きが掴みづらい
・時差出勤など様々な勤務形態の管理が大変
■通信型ドライブレコーダーなら業務の管理も可能?!
・リアルタイムに今どこにいるかがわかる
・移動を記録し、日報・月報まで自動で作成する
・危険運転をデータ化し、効果的な安全運転管理が行える
■ドライブレコーダー選びは管理者視点で
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、多くの企業で在宅勤務をスタートさせました。こうした状況下で、チャットツールやWeb会議など今までにないコミュニケーションで業務を行うことが急激に進んだのではないでしょうか。ツールを駆使すればある程度は便利さや効率化も図れることがわかり、新しい働き方も見えてきました。
しかし、管理者にとって、見えない不安というのは大きいようです。
オフィス勤務時であれば、従業員のおおまかな動きも把握できていたでしょう。ちょっとしたことで声をかけるコミュニケーションでおおよその状況も掴めていたはずです。
しかし、リモートワークではそう簡単にはいきません。一人で抱え込んで業務が滞ってしまったり、周りの状況がみえないと業務の優先順位がわからなくなったりと、管理者としては業務の進捗は気になるところ。しかし管理も行き過ぎると監視になってしまうところもあり、リモートワークの管理は難しいと言う声が多く聞かれました。
フレックス制の導入が増えたとはいえ、まだ定時出勤としているのが多い日本企業。今後は時差出勤の推奨が基本とされる中、懸念されるのが勤怠管理の課題です。業務状況に応じて、フレックス勤務、在宅勤務、直行直帰など様々な働き方に対応した管理が求められます。
また、企業ごとに感染症予防の方針が異なることもあり、営業訪問の頻度や目的もこれまでとは大きく異なってくるはずです。
しかし、リモートワークでは管理者が従業員の多様な行動パターンをリアルタイムで把握するのは難しく、急ぎの依頼や確認事項もなかなかしづらいものです。
従業員の動きを即座に把握できないことは業務遂行や意思決定スピードの低下にもつながるため、早期の解消が望まれます。
また、これまでの勤怠管理方法では対応できず、確認や修正、集計作業など手間が増えることも起きてくることから、管理の課題を解決するツールの見直しや導入を進める企業も増えているようです。
その中で、車移動を伴う業務の管理は、どうしたらよいのでしょうか?
ドライブレコーダーは、事故防止や事故発生時の記録を目的としたもの――。といったイメージをおもちの方は、少し勿体ないかもしれません。
実は、昨今の通信タイプのドライブレコーダーは、危険運転や事故時にいち早く状況が通知されるという機能性によって安全運転管理を効率的に行えるものですが、実は車両管理に活用できるものも多いのです。例えば、移動記録をもとに業務日報を自動作成できることは、リモートワークの管理としてぜひ活用したいものと言えます。
あらためて、通信型ドライブレコーダーで実現できる管理についてご紹介します。
「今どこ?」「あとどれくらいで帰ってくる?」と電話をしなくてもどこを走行中なのか確認できるので、急な業務指示やお客様からの訪問時間の問い合わせなどにも即座に対応できます。
直行直帰などの業務開始終了の管理や、移動履歴から無駄を改善するなど業務の効率化にも活用できます。
運転の傾向や癖などを見える化し、データにもとづいた効果的な安全運転指導が行えます。
ドライブレコーダーは事故防止にも効果的なツールですが、選ぶ際に重要なのは、機能や性能だけでなく管理者視点でどんなことが管理できるか、使いやすいかを確認するのがポイントです。
パイオニアが提供する「ビークルアシスト」の通信型ドライブレコーダーは、運用が楽で継続的に安全運転管理を行うことができるほか、車両を使った業務を見える化し管理業務までサポートします。
リモートワークが新たな働き方のひとつとして定着化されていく中で、車両を使った業務も通信型ドライブレコーダーを活用することで、効率的・効果的な管理を行うことは可能です。
まだドライブレコーダーを導入されていない企業様だけでなく、今のドライブレコーダーの導入効果に疑問を感じている企業様も、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?
ぜひお気軽にご相談ください。