パイオニアはモビリティサービスで社会に貢献すべく、安全運転管理のご支援として毎年「ビークルアシスト セーフティ・チャレンジ」というイベントを4月~5月にかけて開催しています。「自社の取り組みは他の企業に比べて良いものなのだろうか・・・」そんな声にお応えし、ビークルアシストのカスタマーサクセスチームが期間中に運転スコア結果をもとにビークルアシストの運用をご支援、最終的には安全運転を達成された企業を表彰いたします。
2022年にも開催されるこのイベントですが、2021年開催のビークルアシスト セーフティ・チャレンジ2021では、1位 株式会社ジーエス・ユアサ バッテリー様、2位 株式会社大弘重機様、3位 尼崎電機株式会社様、という結果でした。
初回の今回は、ジーエス・ユアサ バッテリー様に運行管理サービスを導入する上での秘訣をお聞きしました。
インタビュイー 株式会社ジーエス・ユアサ バッテリー https://gyb.gs-yuasa.com/ 経営管理部 担当部長 古谷 佳久さま インタビュアー パイオニア株式会社 モビリティサービスカンパニー ビジネスマーケティング部 汐満有佳 |
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パイオニア 汐満(以下、汐満)今回はビークルアシスト セーフティ・チャレンジ2021優勝おめでとうございます!
ジーエス・ユアサ バッテリー 古谷さま 遠藤さま(以下、古谷さま、遠藤さま) ありがとうございます!
汐満 貴社の安全運転に対する日々の取り組みが、優勝という結果に繋がったのだと思いますが、まず最初に、ビークルアシストを導入した経緯をお聞きしても宜しいでしょうか?
古谷さま 以前より、事故削減の意識は社内にあり、某損保会社が行っている全社教育などにも参加していました。ただ、残念ながら事故削減の決定打にはなりませんでした。
そこで、通信型ドライブレコーダーの導入を検討し、数社から営業を受けていましたが、充実した機能と金額のバランスが一番良かったビークルアシストを採用しました。危険挙動の発生がタイムリーに本人・管理者へ通知されるのが魅力的でした。
汐満 普段ビークルアシストで特に活用いただいている機能をお教えいただけますか?
古谷さま 弊社では主に営業が車両を利用していますが、車両の使用予約機能は支店ごとに活用しています。ドライバー銘々に専用の車両がある訳ではないので、車両を管理するうえで非常に便利な機能です。また、危険挙動のメールや集計レポートも支店ごとに活用しています。また、我々も集計レポートを活用しています。長距離運転の頻度が高い方がいれば、改善の指導をしています。
汐満 北海道などのエリアでは、長距離運転が増える傾向にあると聞いたことがあります。
古谷さま そうですね。広いエリアを持つ支店は必然的に長距離運転が増えます。弊社では東北地方や中国地方も長距離運転の多いエリアです。長距離運転が続くと事故の頻度も上がる可能性が高くなります。そのため、集計したデータをチェックし、問題があると判断した場合、各支店の担当者にメールや電話で改善の指導をしています。
汐満 ドライバーの方々は、ビークルアシストに対してどのような印象を持たれているのでしょうか?
古谷さま ビークルアシストを導入する際に、現場からの反応が我々にとっても懸念事項でした。導入の目的は事故を無くすことですが、営業現場では「行動管理されるのではないか?」と不安を持つ社員がいると予想していました。
「我々の目的は行動管理をすることではなく、交通事故削減のため」と、導入の意図を営業現場の方々にしっかり伝えることで、導入への理解が得られたと思います。合わせて事故発生時等の緊急対応、例えば人命救助にも役立てることができることも伝えました。
汐満 それは、導入される際の目的やメッセージがドライバーの方々に上手く伝わったということだと思います。
遠藤さま 車の中は、時に落ち着ける場所でもありますしね。
汐満 導入後の効果について教えていただけますでしょうか?
遠藤さま 危険挙動が導入時よりも大きく減っています。これは、ドライバーの方がより安全に運転をしている結果だと思います。また、事故が発生した際の報告も正確性が増しました。導入前は、事故が発生した際には書面で報告を受けていたのですが、動画で速やかに確認できるようになり、事故原因が正確に把握できるようになりました。
古谷さま 弊社側に責任のある交通事故は年々減っています。これは、ドライバー方々の努力に加え、ビークルアシストの導入による効果が大きいと考えています。
汐満 嬉しい言葉をありがとうございます。今後も御社の安全運転のお役にたてるよう尽力して参ります。