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導入事例
株式会社山口工務店様

通信型ドライブレコーダー導入4ヶ月で安全運転に大きな効果(株式会社山口工務店)

株式会社山口工務店

業種
建設
導入台数
14台
課題
クラウド型運行管理サービス ビークルアシスト 導入事例集をダウンロード

公共施設から注文住宅まで、地域の様々な建築物を手がける山口工務店様。日々建築現場へと向かう車両に、パイオニアの通信型ドライブレコーダーを導入したことで、急減速や急ハンドルといった危険挙動の回数が以前に比べ半分以下に減少するなど、安全運転意識が向上しました。今回は、山口社長と経営管理チームの千原様にお話をうかがいました。
*本記事の取材は2018年に行いました。その後、導入後6年を経た2022年に、より大きな効果を出しているビークルアシストの最新の活用について再度伺いました。詳しくは、こちらからご覧ください。導入6年目にたどり着いた「ビークルアシスト」超活用術
(株式会社山口工務店) https://mobility-service.pioneer.jp/case/yamaguchi2/

「きちんと考え、きちんと作る。」

1978年の創業以来、社員と大工さんの幸福を追求することを掲げ、地元の職人さんやパートナー企業様とともに、地産地消の建設業者として、お客様に愛され尊敬される工務店を目指してきました。
業務としては大きくは3つの柱があり、公共施設や民間施設の設計・施工、注文住宅の設計・施工、そして既存住宅のリフォーム設計・施工を手がけています。建築は建てて終わりではありません。お施主様とは、アフターメンテナンスなどのサポートや様々なイベントの開催を通じて末長くお付き合いさせていただいています。

「交通事故から社員を守らなければ」という想い

建築業なので日々現場へ向かうために車は不可欠です。これまで安全対策として、不必要な資材や工具などの過積載を毎月チェックしたり、安全運転記録シートの作成、安全運転を心がけるステッカーの貼り付けや「安全運転の誓い」カードの車内常備といった対応をしてきましたが、依然交通事故は絶えず、どうしたら減らせるかに頭を悩ませていました。幸い大事には至っていませんでしたが、いつか大きな事故につながるのではという不安は消えず、携帯電話が鳴るたびに「事故連絡じゃないか」と心配になっていました。
このままではいけない、なんとか社員を守らなくては…。そこで万が一事故が発生した場合の対応に備えるとともに、出来ればドライバーの安全運転意識の向上を図りたいと思い、ドライブレコーダーを会社の車に設置しようと考えました。

工務用の車両14台。社員の安全を守りたい

コストパフォーマンスの高い通信型のドライブレコーダーを求めて

ドライブレコーダーの検討を進めていくと、SDカード記録型と通信型があることを知りました。通信型なら運用に手間がかからず、リアルタイムに危険運転の状況が把握できるので、万が一の時にも迅速に対応できます。通信費が必要な分だけ割高なイメージがありましたが、調べていくうちに月々の通信費がぐっと抑えられるパイオニアの通信型ドライブレコーダーを見つけました。問い合わせをしてみると安全運転意識の向上も図れると聞き、私たちのニーズに合致していたので導入することにしました。

簡単な運用で安全運転意識が短期間に向上

日々の運用はとても簡単で、危険挙動の通知メールが来たらチェックし、後でドライバーに状況などを確認するだけです。通信型ドライブレコーダーは運用にそこまで手間をかけなくても効果が出ているのでとても助かっています。

日々の運用以外では、月に1度、ドライバーごとに危険挙動の回数やその内訳などを簡単な表にまとめ、社内イントラネットの掲示板で共有しています。運用を始める前は時間のかかる大変な作業になると思っていましたが、データをCSV出力できるので、実際には15分~30分程度で作成できています。そのため、運用の負担が増えたという感覚はほとんどありません。

経営管理チームの千原朋樹 様。実際の運用を担当

客観的な数字で状況がわかるので、効果も出ていると思います。ベテランドライバーにも意識の変化が感じられます。社内では部署ごとに競争してもっと危険挙動の回数を減らそうという雰囲気になるなど、良い連鎖も起きています。結果、事故はピタリとなくなり、導入から4ヶ月で危険挙動は半分以下にまで減りました。

導入4ヶ月で大きな効果

実際に体験してわかった「安心感」

一度だけ、強衝撃の通知メールを受信したことがあります。その時は20時過ぎで既に会社を離れていましたが、転送メールで知ることができました。しかし届いた動画を再生してみると事故の様子はなく、しかも速度は時速20km。これは事故ではなさそうだな、誤検知かなと思いながら念のためドライバーに連絡を取ると、「路面の陥没にタイヤがはまった時の衝撃」だとすぐ状況確認ができました。この一件によって、逆に通信型ドライブレコーダーなら万が一の時もリアルタイムに対応ができると実感できたので、今ではとても安心しています。

急減速や急ハンドルなどを検知するとメールを送信するとともに、その場でドライバーに音声で注意喚起

車両に合わせた設定とアフターフォローが決め手

当社の工務用車両は重い資材や工具などを乗せるので、センサー感度の調整が必要です。以前にテストしたドライブレコーダーは、警告が何度も出てドライバーから苦情があがっていました。しかしパイオニアの通信型ドライブレコーダーは、センサーの数値調整が細かく行えるので問題なく使え、当社で所有する様々な車種に対応できています。それにアフターフォローとして電話での問い合わせへの対応の早さや、操作について細かく教えてもらえたことにも安心感を持ちました。例えば「エコドライバー一覧」が何を意味しているのかを質問したのですが、サポートの方が同じ画面を見ながら丁寧にわかりやすく説明してもらえました。

通信型ドライブレコーダー導入の効果は着実に出ており、個人の運転の傾向も見えてきました。次はドライバーへのより細かなアドバイスが私たちの課題となりますが、安全運転への取り組みについてはさらに進められると思っています。

お忙しい中、長時間の取材にご協力頂きましてありがとうございました。
パイオニアは今後もビークルアシストを通じて皆さまのビジネスをサポートしてまいります。

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*本記事の取材は2018年に行いました。その後、導入後6年を経た2022年に、より大きな効果を出しているビークルアシストの最新の活用について再度伺いました。詳しくは、こちらからご覧ください。導入6年目にたどり着いた「ビークルアシスト」超活用術
(株式会社山口工務店) https://mobility-service.pioneer.jp/case/yamaguchi2/

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