2022年6月1日

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ドライブレコーダーにGPSは必須?必要性とメリット・おすすめ機種を解説

ドライブレコーダーの設置を検討したとき「GPSはついていた方がいいのか?」と疑問に思うことがあるかもしれません。 ドライブレコーダーはGPSが搭載されているか・いないかで価格が5,000円程度変わります。しかしGPSの機能が自分にとって役立つのであれば、少し高くてもGPS付きのものを選びたいと思いますよね。 そこで、この記事ではGPS搭載のドライブレコーダーにはどんなメリットがあるのか、具体的に解説します。

目次

1.GPS搭載のドライブレコーダーはどんなメリットがある?

1-1.自動で日時設定できる
1-2.撮影日時・場所が特定できる
1-3.動画に速度を表示できる
1-4.走行した道を地図に表示できる
1-5.車両管理の精度向上に役立つ

2.GPS搭載のドライブレコーダーの注意点

2-1.スピードの誤差
2-2.価格が高くなる

2-2-1.駐車監視機能
2-2-2.スマホとの連携

2-3.ほかの機器への干渉

2-3-1.電波干渉の対策方法

3.GPS搭載ドライブレコーダーの選び方

3-1.2カメラモデル
3-2.1カメラモデル
3-3.カーナビ連動モデル
3-4.リア専用モデル

4.ドライブレコーダーのおすすめ3選

4-1.VREC-DH301D:後ろもしっかり映したい人に
4-2.VREC-DH700:大きな画面で走行をチェックしたい人に
4-3.ND-MA2:安全な運転をサポートして欲しい人に

5.まとめ

 

GPS搭載のドライブレコーダーはどんなメリットがある?

自動で日時設定できる

GPS搭載のドライブレコーダーは、GPS受信で常に正確な日時を受信しています。 そのため、時計を自分で設定する必要がありません。 車の時計の時刻を調整する機会はあまりないかもしれませんが、正確な時刻情報を得られることで、入力ミスなどによる間違いが起きないのは1つのメリットといえます。  

撮影日時・場所が特定できる

GPSを搭載したドライブレコーダーは日時にずれが起こらないため、撮影日時や場所を正確に記録できます。 万が一、事故が発生したとき・車両にいたずらされたときなど、日時が特定できれば迅速に解決できることも多いでしょう。警察に相談する際にも、正確な日時が特定できる画像・映像を提出できれば解決までの道のりがぐっと短縮されるはずです。  

動画に速度を表示できる

GPSをドライブレコーダーに搭載することで、運転者がどれくらいの速度で走行していたかがわかります。 レコーダーによっては動画上に速度を表示できるものもあり、違反の有無や事故の原因となるようなスピードで走行していないかなどをわかりやすく証明できます。
また、車両にもともと搭載されているスピードメーターは、車軸回転数をもとに速度を算出しているため、誤差があることを踏まえる必要があるとご存じでしょうか。 車軸回転数をもとにしていると、タイヤ径の変化や路面状態によって誤差が発生します。 この誤差は必ず発生するため、車検時にも10km/h程度の誤差を踏まえてチェックされているのです。
しかしGPS搭載のドライブレコーダーは、スピードを位置情報から算出します。通信の頻度によってタイムラグが発生するものの、とくに一定の速度を保って運転している際には、車両搭載のスピードメーターよりも制度の高い速度計測が可能です。 

走行した道を地図に表示できる

ドライブレコーダーのなかには、車両の走行ルートを記録しておき、再生ソフト上で地図に表示できるものもあります。 地図上でのルート確認は、運転・運行計画の策定・改善など企業にとっても使い勝手がよいでしょう。また、個人利用においても旅の思い出を振り返ったり、日頃使っているルートは地図上でどのように見えるのか確認したりできます。  

車両管理の精度向上に役立つ

業務上、車を使用する会社では、GPS搭載のドライブレコーダーを導入するメリットが大きいといえます。 たとえば、GPS搭載のドライブレコーダーなら、リアルタイムで車両の位置を確認することが可能です。位置情報とともに走行ルート、目的地までに危険な運転はなかったかなどが把握できるため、車両管理の精度を向上させることができます。
さらに具体的に考えていくと、次のようなメリットが見えてきます。 

・ムダのない走行ルートを定着させ、ガソリン代を削減できる
・「運転を監視されている」と意識することで、事故の抑制につながる 
・安全運転や効率的な走行が可能となり、生産性が向上する 
・運転の内容を評価対象とできる 
・日報、報告書の自動化または簡略化
・訪問計画の作成サポート
・勤怠管理との連携
事故発生時に迅速な位置特定が可能となる 

GPSを使った車両管理は、従業員にとって煩わしく感じることもあるかもしれません。そのため、車内の様子は映らないように3カメラタイプは使用しない、車内の音声は記録しないなど、従業員のプライバシーを確保するための配慮も必要です。そうした配慮を行ったうえで車両管理にGPS搭載のドライブレコーダーを活用すれば、より安全に、効率的に業務を行えるようになります。

関連記事:ドライブレコーダーを営業車に搭載すべき?メリット・デメリットを解説 |お役立ち情報|パイオニア株式会社 (pioneer.jp)

  

GPS搭載のドライブレコーダーの注意点

GPS搭載のドライブレコーダーはメリットが多くあるものの、注意しておきたいデメリットもあります。

スピードの誤差

前述のとおり、GPS搭載のドライブレコーダーで表示されるスピードは、車両のスピードメーターと違いが生じます。そもそも測定方法が異なるため、違いはどうしても発生することを心得ておきましょう。

価格が高くなる

GPS搭載のドライブレコーダーは、非搭載のものと比べて価格が上がる傾向にあります。しかし、GPS以外にもさまざまな機能がついていることが多く、特定の機能が理由で価格が上がるというよりも、総合的に多機能になることが理由で価格が上昇すると考えられます。たとえば、ドライブレコーダーの機能には次のようなものがあります。

駐車監視機能

駐車監視機能は、エンジンが止まっている状態でも撮影が可能となる機能です。常時録画するタイプと、衝撃を感知して録画するGセンサータイプがあります。

スマホとの連携

Wi-Fi搭載のドライブレコーダーなら、録画した画像・映像をスマホから確認できます。外出先でも確認できるため、問題が発生した際にもすぐに現場の状況がわかります。

ほかの機器への干渉

GPS機能が搭載されたドライブレコーダーは、車内のほかの機器に電波干渉してしまう可能性があります。電波干渉は地デジの入りが悪くなる、ナビの車の位置がずれる、ETCが反応しないなどのトラブルを引き起こしてしまいます。このように、ドライブレコーダーの電波がほかの機器に影響を与え、テレビやラジオの入りが悪くなるなどのほか、ドライブレコーダー側が影響を受けて正確に動作しないと「記録を残しかったときに残せなかった」といった事態になることもあります。そのため、使用する前に対策をとるか、対策済のドライブレコーダーを選ぶ必要があります。

電波干渉の対策方法

電波干渉はその名のとおり、電波を送受信する機器どうしが干渉して起こるため、対策としては、機器どうしの距離を物理的に離すことがあります。また、ドラレコ本体や配線コードにアルミテープを巻く、電波干渉を防止するノイズフィルターを取り付けるなどの方法もあるため、きちんと対策すれば問題にはならないでしょう。
また、前述した電波干渉に対策済のモデルを選べば、自己対策を行う必要はありません。対策がしっかりできるか心配な方は、はじめから対策が施されたドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。 

GPS搭載ドライブレコーダーの選び方

では、実際に車両に設置する際、GPS搭載ドライブレコーダーはどのように選んだらよいのでしょうか。ここで、GPS搭載ドライブレコーダーの選び方をご紹介します。

2カメラモデル

2カメラモデルは、車両の前後の両方を撮影・録画できるタイプのドライブレコーダーです。事故発生時に周囲の状況も含めて広範囲の記録が可能となるため、安全性を重視するなら最もおすすめのタイプといえます。周囲の状況を余さず録画するという点では360°カメラや3カメラモデルもありますが、車両の前後・周囲をしっかり撮影するという役割を充分に果たすためか2カメラタイプが最もメジャーです。

1カメラモデル

車両の前部分に設置するフロント用ドライブレコーダーには、1カメラタイプのものも多くあります。1カメラタイプは2カメラタイプと比べて商品価格が安く、工賃を合わせても費用負担が少なく済みます。本体価格は数千円~で、高いものでも1万円台で購入できます。機能もシンプルなものが多いため、機械の操作が苦手な人・シンプルな操作性を求める人におすすめです。
デメリットとしては、後ろからのあおり運転、追突などをしっかり記録しきれないことがあります。安全管理において万全の体制を求める人は、物足りなさを感じるでしょう。

カーナビ連動モデル

カーナビ連動モデルのドライブレコーダーは、モニターがなく、カーナビの画面で映像を確認します。ドライブレコーダー本体にモニターやボタンを必要としないため、すっきりとしたコンパクトな見た目のものが多くなっています。

リア専用モデル

リア(後方)専用モデルは、あおり運転や追突事故に備えて購入する人の多いドライブレコーダーです。後方車両のナンバーを録画できるため、万が一当て逃げやあおり運転の被害に遭った際にも、録画した画像・映像を警察に提出でき、解決につながる可能性を高められます。
車の後方に設置するため、前方からの飛び出しや横断、対向車の強引な右折などには対応しきれません。あくまでも、あおり運転に備える目的をメインとして、ドライブレコーダーを設置したい人に向いています。

関連記事:ドライブレコーダーの機能と効果とは。有効活用のためのTIPSをご紹介 |お役立ち情報|パイオニア株式会社 (pioneer.jp) 

ドライブレコーダーのおすすめ3選

ここからは、ご紹介した選び方を踏まえて、パイオニア社おすすめのドライブレコーダーを3つご紹介します。目的に合わせた3種類のドライブレコーダーをご紹介するので、ご自身のライフスタイルや使い方、チェックしたいポイントなどを振り返り、最適なものを選んでみてください。

VREC-DH301D:後ろもしっかり映したい人に

VREC-DH301D | ドライブレコーダー | カーナビ・カーAV carrozzeria | パイオニア株式会社 (jpn.pioneer)

VREC-DH301Dは、追突事故が発生した際にも証拠となる映像をしっかり撮影できる2カメラタイプのドライブレコーダーです。フロントカメラとリアカメラの前後2カメラで、死角が狭く、広い範囲の撮影が可能となっています。
フロントカメラは約370万画素・リアカメラ200万画素で、日中に高画質で撮影できるのはもちろん、暗い夜道での撮影もはっきり映せる「ナイトサイト」にも対応。通常の100分の1以下の光量でも撮影可能です。
また、SDカードのデータ容量不足・カード自体が劣化すると、書き込み速度の低下やデータの断片化が発生しますが、SDカードの状態を検知し、フォーマットすべきタイミングで教えてくれる「SDカードフォーマット警告機能」がついているため、いざというときに撮り逃しが発生しません。
マットブラックのラバー塗装で、シンプルかつ高級感のある見た目となっているため、車内でも悪目立ちしないのも魅力です。そのため「ドライブレコーダーは配線がごちゃごちゃする」「見た目に威圧感がある」といった人にもおすすめできます。

VREC-DH700:大きな画面で走行をチェックしたい人に

VREC-DH700 | ドライブレコーダー | カーナビ・カーAV carrozzeria | パイオニア株式会社 (jpn.pioneer)

VREC-DH700は、Full HDを超える3M(メガ)録画が可能なドライブレコーダーです。約300万画素の高解像度CMOSセンサーを搭載し、前方車両のナンバープレートも鮮明に記録します。
高画質・なめらかな再生にとことんこだわった仕様となっていて、偏光フィルターを組み合わせてのフロントガラスへの映り込み防止やLED信号機の点滅周期に影響されないフレームレートなど、正確かつ鮮明に周囲を映し出してくれるスペックを備えています。
また、エンジンをかけたときから自動で録画し、SDカードがいっぱいになると古いファイルに自動で上書きする「連続録画」と、衝撃を検知した前後の映像を自動で保存する「イベント録画」、危険な挙動を検知すると録画する「危険挙動録画機能」の録画モードがあり、安全な運転をさまざまな形でサポートしてくれます。

ND-MA2:安全な運転をサポートして欲しい人に

ND-MA2 (マルチドライブアシストユニット) | ナビシステムアップ | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社 (jpn.pioneer)

ND-MA2はナビ連動モデルのドライブレコーダーです。ドライブレコーダー単体でなく、車両接近や誤発進への警告・赤信号検知表示などの「ドライブサポート機能」や、駐車中の衝撃や音を検知して車内外の動画・静止画を撮影してメール送信する「ライブカーセキュリティ機能」を兼ねそろえたマルチドライブアシストユニットです。
さまざまな機能が充実しているぶん、ほかのドライブレコーダーと比べるとやや高額となり、小売価格は6万円以上となりますが、日常的に車を使用する人にとって安全は何にも代えられないもの。「安全」を守るための機能が非常に充実しているため、ほかにない安心を手にできます。(※サイバーナビと連動して使う仕様で、単独では使用できません) 

まとめ

今回は、GPS搭載のドライブレコーダーを選ぶメリットと、おすすめの機種をご紹介しました。
ドライブレコーダーについて理解を深めるとともに、GPS付のドライブレコーダーがご自身のライフスタイルに合っているか、記事を参考に判断してみてください。ドライブレコーダーは運転者と同乗者、周囲の人すべての安全を守るために、重要なアイテムです。まだドライブレコーダーを設置していない場合には、こちらも記事を参考として目星を付けてみましょう。


パイオニアでは、個人向けドライブレコーダーはもちろん法人向けの通信ドライブレコーダーをラインアップ展開しています。車両管理システムVehicle Assistと連携し事故削減・車両管理業務の効率化・営業生産性の向上をサポートします。
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